
いいお天気です!
まだ7時15分ですが、朝から暑いです。

こちら、同級生の森田くんの
アウディ A4アバント Sライン。

ご覧の通り、助手席の窓の
ガラス落ち修理のため
お預りしていました。

ワイヤーが…
レギュレータ交換です。
社外品を使用して、
部品代は純正の半額くらい。

ちなみにこの型のA4は
レギュレータを交換するのに
サッシまで外す必要がございます。

無事、修理完了して
昨晩にお返ししました。
森田くん、いつもありがとう!
それから…
昨日もたくさんのお問合せをいただき、
本当にありがたいことなのですが、
在庫車のセルシオについて
お問合せをくださったお客様がおられまして
その方とちょっとトラブルといいますか
意思の疎通ができなかったことがありました。
これはですね、ブログに書くかどうか
かなり迷ったんですが、
最近のネット社会では
どこで誰に何を言われるか
わかったもんじゃないですので、
わざわざ書くことでもないと思うのですが
自分の店を守るためという意味でも
書くことに決めました。
そのお客様は、
程度の良いものをお探しとのことで
ボディの鈑金塗装歴と
ドアヒンジ部の錆の有無について
お尋ねになられました。
鈑金塗装歴については、
私は塗装屋ではないので
わかりません、と
正直に伝えました。
「仕入れたオークションの
チェック表はあるんでしょ?」
とお尋ねになられたので、
それも人間が見るものですので
100%合っているとは言い切れないので
「鈑金塗装歴はあるのか?」
という問いに対しては、
「わかりません」としか
申し上げることはできませんと
お伝えしました。
私が新車から乗っていた車なら
鈑金塗装歴があるかどうか
正確にお答えできるのですが、
走行距離が少ないとはいえ
10年、20年も前に作られた中古車ですので
いくら業者オークションの出品票に
鈑金塗装歴が記載されていなくても、
100%ありませんとは
言い切れないわけですよ。
きれいに直してあれば
熟練の検査員の方でも
見落とす可能性もありますので。
また、ヒンジ部の錆については
現車がストックヤードにあるため
今すぐ確認できません、
無かったと思います。
ただ、20年近く前に製造された
中古車ですので、例えば下回りなど、
錆がゼロというのは難しいです、
(少し極端な言い方ですが)
錆はどこかにはあるものと思ってください、
そうお伝えしました。
(もちろん、酷い錆や腐食はありませんよ、
ですが例えば下回りのネジなんかには
錆が浮いている可能性があるじゃないですか)
少しばかりやり取りがあった後、
こちらの車は私としては
状態には自信を持っている事、
同モデルの車で、
これほど状態が良い個体は
なかなか見つからないと思います、
ただ、いくら走行距離が少なくても
年式的な傷みはどうしてもあるものですよ、
車は金属の塊ですので、
僅かな錆などどこかにあるかもしれません、
とお伝えしました。
(端折って書いてます)
すると、私の話を遮られ、
「しんどいからもう電話切っていいか」
とお尋ねになられましたので、
「はい、どうぞ」とお答えしたのですが、
そこから急に
「書いてある説明と違う!」と
怒られてしまいました。
(電話切るんじゃないの?)
再度申し上げますが、
私としては自信があるわけですよ。
なんならその車は、
仕入れ先のオークション会場で
4.5点という点数が付いていました。
専門の検査員が検査して、
この車はいい状態ですよと、
そう判断したから付いた点数です。
錆や腐食の表記もありませんよ、
ヒンジの錆も、きっと無いと思いますよ。
ただ現車が目の前に無いから
すぐ確認できないんですよ。
でもね、いくら状態がいいと言っても
製造から10年、20年経ってるんです。
例え新車でおろしてから
1メートルも動かさずに
大切に保管していたとしても、
経年による劣化ってあるんですよ。
高年式の中古車ならいざ知らず、
お問合せいただいた車は
約20年前に作られたお車です。
現存する同型の車両で、
完全に、1mm四方も錆が無い個体なんて
そうそう無いと思うんですよ。
下回りなどのどこかに、どうしても
若干の錆くらいはあると思うんですよ。
その可能性があるうえで、
目に見える部分には無いとしても、
「錆はありませんよ」
なんて言いきれないじゃないですか。
そこで、前述のような説明をしたうえで
どうしても細かい部分まで、
極僅かな部分まで譲れない、
そう言われるのでしたら
新車を購入されてはいかがですかと
お伝えしました。
中古車販売店の人間としては
言ってはいけない言葉かもしれませんが。
また、そこまで気になるのなら
見に来られたらいかがですかと
それも提案したのですが、
「遠方で行けないんだから仕方がない。
車が届いたときにガッカリしたら
お互いトラブルの元でしょう!
だから聞いているんだ!」
と、またお叱りを受けまして…。
「それでは、なぜ見に行ける範囲で
お探しにならないのでしょうか」
とお尋ねしますと、
ガチャっと電話をお切りになられました。
これは私のプライドのために
お伝えしたいのですが、
決して隠し事をしたり、
ボロい車を売りつけようとして
そうお伝えしたんじゃないんです。
車に拘っていただくのは
非常に良いことだと思います。
私もけっこうウルサイ方ですから。
でもね、中には製造から
10年、20年経った車に
新車同様の品質を求める方も
いらっしゃるんですよ。
いくら状態がいいと言っても
新車じゃないんですから、
どうしても限界があるんです。
その中で、少しでも良い車を、
気持ちよく乗っていただける車を
仕入れてきているつもりなのですが
それが上手く伝えられなかったようで
お客様を怒らせてしまいました。
もう一度言いますが、
「状態には自信があります」
ですが、新車ではありません。
経年や走行により、
多少の傷みや消耗はございます。
だって中古車なんですもの。
でもね、なるべくそれが少ないもの、
年式や走行距離を考えても
これはキレイだね、
いい車だね、と
そう言っていただけるものを
仕入れているつもりです。
「書いてある説明と違う」
何をもってそう言われたのか
私にはわかりません。
勉強不足を痛感したのと同時に、
納得いかない気持ちがあるのも
正直なところです。
ただ、それはお客様も
同じことだったと思います。
私の説明が上手くないせいで、
不快な思いをさせてしまったと思います。
商売って難しいですね。
だから面白いんですけどね。
朝からダラダラと申し訳ありませんでした。
気を取り直して、今日も1日、
張りきっていきましょう!