イェイっ!
グー鑑定、始めました。
グー鑑定というのはですね、
中古車検索サイトのグー(Goo)が
提供しているサービスなのです。
グー鑑定のサイトによりますと、
「皆さんに代わってプロの鑑定師が
中古車を様々な角度から厳しい目で観察し、
車両状態を鑑定するサービスとなります。
第三者機関のプロの鑑定師により
厳正なチェックを行って、
公正にグレードを定めてくれるんです。」
とあります。
要は、店頭で販売されている
中古車の状態について、
信頼度の高い第三者機関の専門家による
鑑定結果が添付されるわけです。
じゃあ誰が鑑定をするのかと言いますと、
「NPO法人 日本自動車鑑定協会」さんです。
・消費者に向けた中古車の情報開示
・販売店に向けた品質鑑定の請負
・業界に向けた検査実務の確立と浸透
・査定に関する情報提供
などを活動内容とされています。
たまに、中古車に「JAAA」ってステッカーが
貼られているのを見たことありませんでしょうか。
あれは日本自動車鑑定協会さんが
鑑定した車ですよって証です。
中古車販売店が自主的にするわけではなく、
専門の第三者機関が鑑定を行うことで
より信頼度の高い鑑定結果が出せるわけですね。
日本自動車鑑定協会さんのホームページはこちら!
鑑定内容は、こんな感じ。
大きく分けて、
・外装
・内装
・機関
・修復歴
の4つの項目について鑑定が入ります。
それぞれ、このように鑑定されます。
内外装については、
★の数(1つ~5つ)の5段階評価。
傷や凹み、汚れの度合いに応じて
評価点が決まる仕組みです。
★の数が多いほど、高評価です。
機関については
・エンジン
・トランスミッション
・ドライブシャフトブーツの破れの有無
・排気の状態
・エアコンが作動具合
・パワーステアリング動作
・パワーウィンドウ動作
について、停車中の状態で確認されます。
これらがすべて正常に動作していないと、
「正常」という評価をしてもらえません。
修復歴については、
・修復歴無し
・修復歴有り 軽度
・修復歴有り 中度
・修復歴有り 重度
の4段階評価となります。
他にも、走行距離が改ざんされていないか、
等も見られるようですね。
これらの鑑定結果を参考に、
販売されている中古車の
程度の良さを判断できますよ、
というサービスです。
ところがですよ。
ここで難しいお話になるんですが、
外装★5つだときれいな車ですね。
ですが、きれいな車=程度の良い車、
必ずしもこう言えないというところです。
外装の★の数はあくまで傷や凹みの数、
再塗装してある箇所の仕上がり具合等によります。
例えばリアフェンダー交換してある車でも
傷凹みが無くきれいなら★5つです。
修復歴有りにはならない程度に
骨格を触っている車でも、
きれいなら★5つとなります。
これが業者オークションの評価だと、
どんなにきれいに直してあっても
リアフェンダー交換歴がある車は
5点満点としたら3点か3.5点評価です。
グー鑑定と業者オークションの評価、
それぞれ採点方法が異なりますので、
合わせて見ていただけるといいですね。
さて、今日はですね、
当店の在庫車のセルシオ2台を
鑑定してもらいました。
シルバーのBBS履いたeR仕様と、
パールのCインテリですね。
鑑定結果は、2台ともに
内外装それぞれ★5つの
最高評価をいただけました!
当店で販売しているセルシオですので
当然っちゃー当然ですが(偉そうに)、
毎日何台も鑑定しているプロの方に
この評価をいただけたことは
すごく嬉しく思います。
鑑定結果は明日の午後には
グーの当店掲載ページに反映されます。
鑑定結果を記載した鑑定書も発行されますので
現車確認時に見ていただくことも可能です。
私、セルシオ以外の
どの在庫車にも言えることですが、
「現車確認無しで購入してもらっても
ガッカリされることがないように」
と仕上げていってるつもりです。
(下取りなどの格安販売車を除く。)
もちろん、車両状態には自信がございます。
ただ、初めてお取引きされる方、
遠方で現車確認が困難な方、
そんな方たちに購入を検討していただく際に
ひとつの資料となればと思い
鑑定の導入に至りました。
当然、鑑定していただくには
時間や費用がかかりますので
直ちにすべての在庫車に鑑定を入れるのは
少し難しいところもあるのですが、
高額車両を中心に、
少しずつでも導入していければと思います。
ちなみにですが、本日17時の時点で
グー掲載車両474,715台のうち
グー鑑定を受けている車両は132,745台。
全体の3分の1にも満たないんですね。
まだまだサービスが普及していないというのも
理由としてあると思うんですが、
たとえば★3つとか2つとかの評価だと
悪いイメージが付いてしまうので
逆に掲載しない方がいいですもんね。
そういうのも鑑定済み車両が少ない
理由だと思います。
闇、ですね。