少し前のことですが、
W140が修理から返ってきました。
今回はPTSとエアコンの修理、
それからステアリングの交換を依頼していました。
お願いしたのは、MBworksさん。
いつもお世話になっております。
まずはPTSのインジケーターの修理。
修理というか、交換ですね。
PTS、パークトロニックシステム。
国産車で言うところのクリアランスソナーですね。
それから、エアコン。
症状としては、「温風が足元から出ないことがある」。
温度調節はできているのですが、
吹出し口の切り替えがうまくいかないことがあり、
エアコンの操作パネルの表示では
足元から風が出てくるようになってますが、
実際は足元からは風が出て来ず、
デフロスターから出てくることがあるんです。
クーラーにするときちんと
胸元から冷たい風が出てくるので、
「足元から風を出す」ことがうまくいかない様子。
毎度毎度ではなく、時々なんですけどね。
結論から言うと、これは完全修理には至ってません。
なぜかというと、部品が無いんですよ。
日本はもちろん、本国ドイツ、アメリカなど
方々に部品の照会をかけてもらったんですが、
残念ながら新品部品のストックは無し。
気長に中古が出てくるのを待つか…。
こういうことがあるのが古い車の辛いところ。
普段はシブいわぁ─とか、
カッコいいわぁ─とかばっかり言ってますが、
古い車に乗るうえでのリスクも
きちんとお伝えしたいと思います。
シビックなんかもそうですが、
壊れたり、故障したりしたときに、
「お金で解決できない」ことがあるんですよ。
それが嫌で手放しちゃう人も多いでしょうね。
あとはステアリングの交換。
純正のコンビハンドルが付いていますが、
革の部分の一部がどうしても
スレてテカっていたり、
シボが無くなっていたり…。
というわけで、交換してもらいました。
これは純正ではないんですけど、
仕上がりの良さそうな社外品を
海外から取り寄せてみました。
問題なく装着できて、一安心。
運転中、常に触っている部分ですので
ここはキレイな方が嬉しいですよね。
こんな感じの作業内容でした。