
こちら、A様のセルシオです。
30後期のeR仕様ですね。
今回はブレーキパッドの交換でお預かりです。
メーター下のインジケーター部に
「ブレーキパッド摩耗」の表示。
30後期セルシオはマルチにも
警告表示が出るので認識しやすいです。

今回はリアを交換します。
まずは左。
ピンを抜いたらパッドは外れます。

おぉ…
かなり限界近くまで使い込んでありますね。
まもなくローターまで損傷するところでした。

新品(左)との比較。
分厚さが全然違いますね。

うん、やはり新品はイイですね。

右側にはパッドセンサーが付きます。
(矢印のところ)
これが一緒に削れるようになると、
メーター等に警告表示されるわけです。

こんな感じで付いているのですが、
ご覧の通り、かなり削れており、
パッドを新品に換えたところで
警告表示は消えてくれません。

というわけでパッドセンサーも交換。
純正新品で7,100円。
けっこうしますね。
ネットで社外品が半額くらいで売ってますが
謎メーカーの安物はいきなり
不具合があることも多々ございますので、
できることなら純正を使いましょう。

ちなみにブレーキパッドは
今回は社外品を使っていますが、
これも安ければ980円くらいから
社外品が販売されています。
が!
安物のパッドは本当に効かないので
純正や有名メーカーのしっかりしたものを
使うようにしてほしいところです。
数千円をケチって事故でも起こしてしまったら
何してるこっちゃわかりませんからね。
今回は国産の曙ブレーキ工業さんの
パッドを使用しています。

はい、これで完了です。
警告表示も消えています。
A様、ご用命ありがとうございました!
ちなみに、ちなみにですが、
弊社は認証工場ではありませんので、
他人様の車両を「分解整備」することは
許されておりません。
ブレーキキャリパーを外す作業が伴う
ブレーキパッド交換は分解整備にあたり、
その場合は弊社では作業はできません。
(いつもは近くの工場にお願いしています)
ですが、今回の30セルシオのように
キャリパーを外すことなく作業できる場合は
分解整備には該当せず、
弊社でも作業ができるわけです。
(ピンは付属品のため分解整備に該当せず)
色々ありますね、本当に。