
土曜日です!
本日もオークション日なのですが、
お昼にご来客があるのと
ご納車待ちの車の仕上げがありますので
店で仕事をすることにします。
今日も素晴らしいお天気ですが
その分、熱中症には十分にお気をつけください。

こちら、以前紹介しました私のお財布。
仕事用カバンとお揃いで持っている
BOTTEGA VENETAの“アトラス”。
2017年限定モデルで、
非常に気に入って使っていました。
以前、ブログの記事にもしたので
覚えていてくださる方もいるかな?
(その時のブログは、こちら!)

これがですね、つい先日、
チャックの部分が割れてしまったんです。
持ち手が外れてしまったのではなく、
持ち手を引っかける部分が丸ごと
割れて取れてしまったんですね。
修理して使おうと思ったんですが、
修理に預けている間の
代替のお財布もありませんし、
けっこうスレが気になってきてましたし、
お揃いで持っている鞄も
縁のパイピングが破けて
中からワイヤーがコンニチハしてたので、
思い切って買い替えることにしました。

次は何を買ったーん?って言いますと、
これよ、これ、BERLUTI(ベルルッティ)。
ご存知の方も多いと思いますが、
ベルルッティはもともとは
フランスの高級紳士靴ブランドです。
(創業者はイタリア生まれなんですよ。)
現在は財布をはじめ、バッグやベルトなど
幅広く展開しています。
昔から憧れていたんですよね、ベルルッティ。
なんかジェントルマンな感じがしませんか。
ハイブランド特有のオラついた感じもなく、
知っている人が見れば
「おっ!ベルルッティやん!」
ってなる感じ。
ベルルッティを語る上で外せないのが、
“ベネチアンレザー”と呼ばれるレザーです。
これはベルルッティのみが使用することができる
製造方法も入手ルートも極秘のレザー。
伸縮性があるのに型崩れをしないという
理想的な革だそうです。
そしてそのベネチアンレザーに入れられた
“スクリット”と呼ばれるカリグラフィ。
カリグラフィとは簡単に言うと
日本の書道の西洋バージョンでしょうか。
文字を美しく見せるための手法のひとつで、
ベルルッティの革製品にはだいたい
このカリグラフィが入れられています。
まぁ、表面に入れられた文字のことやね。

ここで気を付けなければいけないのが、
ベルルッティはこのカリグラフィの入り方が
各個体によって違うんですよ!
つまり、同じ種類の財布や鞄でも、
柄の入り方が違うんです。
私は、在庫してある財布を全部並べてもらって、
メインのロゴが中央にきているものを選びました。
(気に入ったものが無ければ他店舗にいくつもりだった。)
これはBar Salon BLINKのS社長に
教えてもらったんですけど、
知らなかったら適当に選んでいるところでした。
危ないぜ。
それからもうひとつ紹介したいのが、
“パティーヌ”と呼ばれる染色サービス。
これね、ビビると思うけど、
革の色を変えちゃうんですよ。
例えば今回私が購入したこの財布、
濃いめの青色にしてもらったんですが─

元はこんな色なんです!
ここから一度色を抜いて、
さらに染め直してもらいます。
そして何がすごいって、
このパティーヌ、初回無料なんですよ。
これはやらない手はないです。

そしてこれはオプションなんですけど、
カリグラフィの部分をゴールドにできる
“ゴールデンパティーヌ”を施してもらいました。
(シルバーなどもございます。)
カリグラフィ全体に施工する方がほとんどですが、
私はメインのロゴにだけ施工してもらいました。
選び抜いたロゴの位置が、映えます。
実は元のブラウンのまま、
ゴールデンパティーヌを
入れようと思っていたんですけど、
注文直前で彼女(当時はまだ付き合ってない)が
「これいいやん!」って送ってくれた写真が
この組合せだったんですね。
おかげでイカしたお財布になりました。
毎日使うものですから、
コダワリの一品を持ちたかったので、
非常に満足のいくものを
手に入れることができました。
朝から私のお財布事情を聞いてくださり
ありがとうございました。
実はまだまだ語り足りないことが多いですが、
一旦このへんにしたいと思います。
それでは、今日も1日、
張りきっていきましょう!