
今日はエイプリルフール!
日本では「嘘をついても良い日」として
広く認知されていますが、
海外ではどちらかと言うと
「ジョーク」や「悪ふざけ」、
「いたずら」と言った意味合いが強く、
「嘘」とは少し趣が異なるようです。
日本ではエイプリルフールが
広まり出したのは
大正~明治時代あたりと言われており、
それまでは4月1日は
「不義理の日」とされていたそうです。
日頃、義理を欠いてしまっている人に
手紙等でご無沙汰をお詫びする日、
ということだそうです。
エイプリルフールとはなんだか
真逆な感じがしますね。
そして今日から新年度!
新しい生活がスタートする方も
多いと思います。
期待と不安でいっぱいだと思いますが
人生、なるようにしかならないので
頑張るだけ頑張ったら、
あとは気楽にいきましょう。

さて、話は大きく変わりまして、
数日前のブログで触れましたが、
塗装に出していた私のランクルが
戻ってまいりました!
どこかをぶつけたから
出していたわけではありません。
今回は、ちょっとした仕様変更。
「カスタム」と「きれいにする」の
二点にスポットを当てて手を加えました。

まずは、「カスタム」部分。
超レアパーツです。
北米トヨタ純正のルーフレール。
通称「USルーフレール」ってやつです。

↑これまでは国内仕様純正の
ルーフレールをですね、
シグナスみたいに
ボディ同色にしていました。
これはこれで悪くないのですが、
ちょっと貧弱な感じがしませんか。

ここでもう一度、
USルーフレールをご覧ください!
どうですか!
左右のルーフレールを
力強く繋ぐ、2本のクロスバー!
これが国内仕様とUS仕様の
大きな違いでございます。
そして、ルーフレール自体も
若干太くなっており、
さらにボディとの接地部分が
USの方が大きい!(カバーのとこね。)
ランクル100乗りでないとわからない、
いや、ランクル100乗りにも
ヘタすると気付いてもらえない、
マニアックなパーツの装着でした。

それから「きれいにする」ところ。
窓枠の黒い部分、
ピラーと言うんでしょうか、
サッシと言うんでしょうか、
ここを艶消しの黒で
塗り直していただきました。
ちょっと色褪せしていたので
気になっていたんですよね。

縦のサッシ部分は
そこだけパーツが出ると思いきや
なんと塗装だったため
塗り直すしか手はありませんでした。
一番後ろのクォーターガラスの
前側の部分のみ、
「部品」として出るのですが
これがまたガラスに
接着剤で引っ付いているため
クォーターガラスを一度取り外して
部品交換する必要がありましたが、
ここも割れている部分がありましたので
思い切って交換しました。
それから、ウィンドウ下に
水平に走っている、
水切りモールも新調。
ウィンドウ周りが刷新されました。
「黒い部分がきちんと黒い」
これ、かなり大事なんです。
例えば新品のタイヤ、
黒いですね、
引き締まって見えます。
古くなって劣化したタイヤ、
黄ばんだり茶色くなったり、
変色していることが多いです。
これでは締まりがありませんね。

ウィンドウバイザーも新調。
サッシを塗る時に外すのですが、
元々ついていたものを
再利用するという手もありますが、
剥がすときにどうしても
歪んでしまったり、
割れてしまうこともありますし、
ここはケチらずに新品に交換。
もちろん、トヨタ純正。
社外品の安物は使いません。
ここも、拘り。
ユーザー様のお手本となるべき
我々ショップサイドが、
こういうところをケチっていると
ゲンナリするでしょう。
平成前半~中盤あたりのクルマが
主力商品である弊社ですが、
この平成16年式のランクルも
同年代のクルマとして、
私の愛車であると同時に
弊社のデモカーでもあります。
車が古いからと言って、
汚い、ボロイわけではない。
古い車も綺麗に乗る。
いや、
古い車だからこそ、綺麗に乗る。
それが私のポリシーです。

もともとついていたルーフレールは
しっかりと梱包されて
車内に積んでありました。
取り付け部のカバーなんて
ひとつひとつ梱包してくださっています。
いつもお願いしている塗装屋さん、
こういった気遣いをしてくださるんです。

余った塗料はタッチアップ補修用に、
ボトルに詰めてくださっています。
ここも万が一、倒れた際に
こぼれてしまわないよう、
マスキングテープで抑えてくれています。
嬉しいですね。
T社長、いつもありがとうございます。

そしてまた「カスタム」の部分。
スタッドレスタイヤから
夏タイヤへと履き替えました。
去年は200系ランクルZXの
純正20インチを履いていましたが
今年はRAYS TE37に!
ランクル用のTE37は今でも
新品でラインナップされてますが、
このデザインのものは廃番です。
サイズは18インチの9Jオフセット0。
このサイズが欲しかったんです。
ずっと探していたのですが
程度のいい中古がなかなか見つからず、
ようやくヤフオクで見つけた
拘りの一品です。
組み合わせたタイヤは、
TOYO OPEN COUNTRY R/T。
マッドテレーンほどではありませんが、
そこそこの見た目のゴツゴツ感、
そしてロードノイズの少なさ、
これが決め手で選んだタイヤです。

ホイールナットは安心の国産。
信頼のKYO-EI(協永産業さん)。
ワイトレのKICSで有名ですね。

締付トルクもしっかりと管理。
ランクルはハブぼるtが
M12ではなくM14と
普通のクルマより少し太めですので、
当然ですが締付トルクも違います。

これで完成。
実は、今回はインスタグラムで
私がフォローしている
ある方のランクル100に
インスピレーションを受けて
仕様変更してみました。
おそらくアメリカにお住まいの方で
他の所有車を見る限り
けっこう裕福な方だと思うのですが、
その方が乗られているランクルが
またカッコいいんですよ!
オフロード系のカスタムなのですが
シンプルにセンス良くイジっておられ
私も真似したくなっちゃったわけです。
カスタムも含めてですが、
「古い車を綺麗に乗りたい!」
という方、
お気軽にご相談ください。
それでは、今日も1日、
張りきっていきましょう!