在庫車のセルシオ(UCF21後期)が売約となりました!
実走行39,200kmのC仕様、
内外装、機関ともに抜群の一台でした。
京都市内にお住いのH様に
現車確認、ご試乗としていただき、
その日にご即決していただきました。
ありがとうございました!
内装保護のための断熱フィルム施工、
腰下のちょっとした塗装に
発表されたばかりのレグノGR-XⅢへの交換など、
ご納車前に作業を承りましたので、
もうしばらくお待ちくださいませ。
そしてそして!
素敵な下取車が入庫しました!
シティ ターボⅡ、通称ブルドッグです。
●昭和59年式 前期型
●実走行79,600km
●修復歴無し
●カロッツェリアCDデッキ
●ETC
●オリジナルキー&スペアキー
1981年にホンダから発売されたコンパクトカー、
それがシティ(AA型)です。
モトコンポを搭載できる、あの車です。
短いノーズに高い全高、FFレイアウト、
当時としては斬新なスタイリングでした。
トールボーイなんて呼ばれていたそうです。
全長は約3.4mなので、
軽自動車とさほど変わりません。
そして翌1982年に発売されたのが、
こちらのシティターボです。
(写真は本田技研工業様サイトから拝借。)
1,231ccのER型エンジンに
電子制御燃料噴射と超小型ターボを組合せ、
NAのシティ(67ps)に対し、
シティターボは100psとなりました。
ボンネットにエアチャンバーをカバーする
パワーバルジが付くのが特徴です。
そして1983年、シティターボⅡが発売されました。
インタークーラー付きターボとなり、
最高出力は110psとなりました。
ターボⅡの外観上の最大の特徴は、
ダイナミック・フェンダーと呼ばれる
このブリスターフェンダーです。
標準モデルの全幅1,570mmに対し、
ターボⅡは1,625mm。
トレッドはフロント30mm、リア20mm拡大され
コーナリング中の安定性に貢献しています。
アルミホイールはどこのでしょうね?
純正ではないと思うのですが…。
往年のOZ・Racingのような雰囲気で、
よく似合っています。
TURBO Ⅱのロゴ入りのマッドガードとも
相性抜群ですね。
ちなみにハッチバックにブリスターフェンダーは
意外に似合う組合せです。
上の写真は同年代のルノー5ターボ。
(WEB CARTOP様より拝借)
5と書いてサンクと読みます。
ターボⅡと同じく1983年頃のモデルですが、
雰囲気が似てませんか?
このドシッと構えるようなスタイリングが、
通称ブルドッグと呼ばれる所以です。
ブルドッグというニックネームは、
メーカー自身が付けていたんですよ。
よくシティ全般、もしくはターボ全般を
ブルドッグだと思っている方がおられますが、
正しくはターボⅡのみがブルドッグですからね。
ボンネットのパワーバルジはさらに大きく、
エアロスカートと相まって
迫力のあるフロントマスクです。
ヘッドライトは社外品のLEDに換装されています。
もしかしたらライトユニットも
社外品のマルチリフレクターのものに
変わっているかもしれません。
ちなみにターボからターボⅡになり、
バンパーはボディ同色化、
さらにドアミラーになりましたので
洗練されたスタイリングになりました。
イカしています。
まだまだ艶が残ってる、状態の良いボディ。
TURBO Ⅱのデカールも、ほぼ残っています。
前オーナー様、前々オーナー様ともに屋内保管、
状態の良さも頷けます。
下回りもご覧の通り、きれいです。
朽ち果てた個体も多いので、注意が必要です。
内装もかなりきれい!
とても40年前の車とは思えません。
「スポーティ&モダン」というテーマのインテリア。
シート、インパネ、ドア内張、
コンソール、ステアリング、
トータルでコーディネイトされた室内です。
ターボⅡですので、バケットタイプのシート。
人間工学をもとに、
ロングツーリングでも疲れにくいよう
新構造&新手法が採用されたそうです。
ご覧の通り、シートもきれいです。
撮影のために外しましたが、
前オーナー様は運転席と助手席に
専用のシートカバーを付けてお乗りになられていました。
TURBOⅡのロゴ入りのフロアマットもきれい!
前オーナー様はこの上から
ホンダ純正のゴムマットを敷いてお乗りでした。
ステアリングも目立ったスレは無く、
きれいな状態です。
ちなみに重ステです。
パワステなんて軟弱なものは付いていません。
独創的なメーターです。
中央にスピードがデジタルで表示され、
そのぐるりがタコメーターとなっています。
昭和の車なのに、エアコン付き。
ちゃんと冷えていますのでご安心を。
ウィンドウはクルクル式。
故障の心配が無くて、いいですね。
カロッツェリアのCDデッキと、
ETCが付いています。
後席の状態も良好です。
メインキー×2、そしてキーホルダー。
たまらんな…。
エンジンルームです。
プラグコードが変わっているくらいで、
基本的にはノーマルです。
直近に、クラッチを新品交換されているそうです。
シティターボ(Ⅰ)の時点で、
90%以上が部品を新設計されていますが、
高出力化されたターボⅡのために
さらに改良が加えられています。
チタニウム添加アルミ合金シリンダーヘッドや
ダイキャスト製マグネシウムヘッドカバーの採用、
エアクリーナーからマフラー出口まで、
吸排気系もすべて新設計。
1,230ccの小排気量ながら、
ホンダ独自の電子燃料噴射装置(PGM-FI)と
インタークーラー付きターボで
最高出力110ps/最大トルク16.3kgmを発生させます。
引取りの帰り道、
自走で帰ってきましたが、
「良い意味で」普通に走ってくれました。
いいね、これ、いいよ!
オークションに出そうと思っていたんですが、
ちょっと自分で乗ってみようかな。
ノーマルキープで乗るのもいいんですが、
車高調入れてちょっとだけ落として、
グワッと反ったTE37履かせて、
ナルディ・クラシックのステアリングに
フロント2脚レカロ入れて、
マフラーはワンオフで作ってもらって…
センター2本出しとかカッコいいと思うんですよ。
妄想が捗ります。
もちろん販売もしますので、
興味のある方はお声掛けください。
しばらくはノーマル状態でいきます。
「ここまで状態の良いシティは
そうそう見つからないと思います。」
お問合せ、お待ちしております。
明日は定休日でーす!