今日は一日中、雨でしたね。
そのお陰で午前中に予定していた作業が
できなくなってしまいましたので
(車の写真を撮ろうと思っていた)
大阪にある小さなオークション会場に行ってきました。
何台か仕入れ候補があったものの、
結局一台も落札できず。
お昼ご飯だけいただいた帰社しました。
会場の駐車場に停まっていた、
現行モデルのフェアレディZ。
仕入れに来た業者さんのどなたかが
乗ってきたものと思われます。
RAYS製の19インチアルミホイールや
フロントスポイラーが装着されていますので
おそらくVer.SもしくはVer.STでしょうね。
ボディカラーは特別塗装色のセイランブルー。
WEBカタログで見るよりも
鮮やかな青色でイケてます。
カッコいいぜ!
ちなみに私は在庫車のCLSで行ってました。
私、このW219のCLSという車を
「ちゃんと」乗ったことが無かったんですよ。
走行距離は伸びちゃうし
飛び石傷を食らう危険もあるので
在庫車を乗り回すのは好きではないんですが、
高速道路も含めてしっかり乗ってみたかったので
あえて乗って行ってみました。
ここでW219という車を簡単に紹介しますと、
メルセデス・ベンツのCLSクラスの初代モデルです。
W211型Eクラスをベースに
「4ドア4シータークーペ」という
コンセプトのもとに開発された車です。
そう、4枚ドアのお車ではありますが、
セダンではなくクーペなんですね。
V6・3,500ccエンジン/バネサスがCLS350
V8・5,000ccエンジン/エアサスがCLS500
(後期はV8・5,500cc/エアサスでCLS550)
この上にさらにAMGモデルとして
CLS55(後期はCLS63)がございます。
そして、スポーツパッケージを付けると
AMGのエアロやらアルミやらが付き、
CLS350もエアサスになります。
ちなみにメルセデスのモデルコードですが、
例えばこのCLSは「W219」と
数字の前にWが付きますね。
何でもかんでもWが付くわけじゃないんです。
基本的にセダンモデルに付くのがWで、
これはドイツ語で「自動車」を表す言葉、
「Wagen」に由来しているそうです。
ちなみにクーペはC(クーペのCかな?)、
ワゴンはS(ステーションワゴンのS?)、
オープンはR(これはロードスターのR)、
幌はA(これはなんでAなん?)が頭につきます。
たとえば204型Cクラスで説明すると、
セダンモデルはW204、
ステーションワゴンだったらS204、
2ドアクーペだったらC204となるわけです。
じゃあCLSはクーペ扱いだから
C219って呼ぶのが正しいのかっていうと
W219って呼ばれることがほとんどですね。
たまにC219って言う人いるけど、
WikipediaでもW219ってなってるし…。
話が逸れました。
で、このW219型のCLSですが、
全長はEクラスより100mm近く長く、
全幅は1,875mm。
なんと当時のSクラス(W221)よりワイド!
それに対して全高は1,390mmと低く、
まさにワイド&ローなお車です。
これがカッコいいんだよ。
スポパケにするとAMGのエアロが付くし、
カッコいいっちゃーカッコいいんですが、
エアサスというリスクもありますし、
今あらためて乗るとすれば
イチビった感の無い素のCLSがオススメです。
先ほどもお伝えしましたが、
V6・3,500ccエンジンに、
7速オートマの組合せです。
272psと今となっては
決してハイパワーではありませんが、
7ATと相まってキビキビ走ってくれます。
過不足なく、ちょうどいいくらいです。
高速道路の追い越し車線を
ひたすらオラついて走りたい人には
ちょっと物足りないと思いますけど、
街中やちょっとした遠乗りなら
まったく不足は感じないと思います。
剛性感のあるボディと硬めのシートも
ドイツ車らしくていいですね。
私のお気に入りポイントを挙げるとすれば、
フロントのワイパーですね!
これはなかなか秀逸ですよ。
メルセデスは昔からワイパーが
ものすごい動きをするんですけど、
このW219も助手席側のワイパーアームが
複雑な動きをしやがるんです。
お陰でフロントガラスのほとんどを
拭き取ってくれますね。
そして間欠ワイパーのタイミングも素晴らしいです。
ワイパーレバーをOFFの位置から
ひとつだけ捻った状態にしておくと、
間欠動作モードになるのですが、
雨量に合わせて動作するペースが変わるんです。
それが、ちょうどいい塩梅なんですよね。
動作させっぱなしでトンネルに入っても、
ちゃんと停止してくれますし。
やるじゃん!って感じです。
残念ながら仕入れはできませんでしたが、
なかなか良いドライブを楽しめました。
明日は火曜日ですので、定休日でーす!