
こちら、弊社在庫車のセルシオです。
UCF31前期型、最上級グレードの
C仕様Fパッケージインテリアセレクション。
10.3万kmという走行距離の割に
きれいなので仕入れてきたのですが、
入庫時より気になっていた、
段差などを乗り越えるときに
ハンドルに伝わってくる小さなガタ。
年式や走行距離相応と言えばそれまで、
そんな程度のものだったのですが、
気になっていたので
ディーラーにて診断してもらうことに。
私、以前のブログで
ロアアームのボールジョイントかな、と
言っていたと思うのですが、
これが予想が外れてですね、
ステアリングの奥にあるシャフトや
ベアリングからガタが出ていたみたい。
しっかり診断してもらえてよかったです。

ステアリングインターミディエイトシャフト、
コラムASSYでの交換となりました。
上のイラストの右側の
四角で囲った部分、すべて交換しました。
四角く囲った部分の中の、
丸で囲った2つのパーツ、
これがよく登場する、ステアリングの
チルトとテレスコピックのモーターです。
よく壊れるやつね。
これも2つとも新品に交換済み。
この両モーターの交換だけで、
だいたい7万円くらいの作業ですが、
今回これだけの部品を交換しましたので
総額15万円オーバーの作業となってしまいました。
高いよ、高い!
自分の車ならともかく、
在庫車はできるだけ原価を抑えたい、
経営者としてはそれが本音ですが、
「自分で乗るとしたら」
絶対に直して乗るやろな、と思い、
交換に踏み切りました。
足回り、ハンドル周りがダレてるのは
我慢できませんしね。

ちょうど赤丸で囲った部分を
総交換した形となります。
気になっていたガタも消え、
シャキッとしました。
古いから、多走行だから、
少々のことは仕方がない、
それではいけませんね。
古い車だからこそ、
ビシッと仕上げて走る。
もちろん、経費のかかることなので
気になるところ100%は
手を加えることはできないこともありますが
最低限、これだけは気になる、
そういうところはなるべく改善してから
販売するように心掛けています。
で、大変申し訳ないのですが
思いのほか費用が嵩んでしまったので
10万円、車体価格を上げさせていただきました。
すんません。
でも、これで気持ちよく
乗っていただけると思います。
明日は定休日でーす!